タイムマネジメントしたくても職場環境が理由でできないという看護師もいます。
看護師の働き方は、勤務先によってそれぞれです。
業務内容もその勤務先で大人数の他業種との連携が必要な病院もあれば、個人のクリニックで院長を含め数人のところもあります。
大所帯になれば、業務は細分化されて分業制を強いられます。
どうしても、長年同じ方法で行っていると慣れによるケアレスミスが起こりやすく、また法改正による改善が求められる事もしばしばあります。
業務改善は、定期的に入院施設のある病院の中でよく実施されています。
中堅看護師や看護師長が中心になって行われる事もあれば、業務改善のための特別なプロジェクトチームを編成し他業種の代表が集まり改善策を作成する場合もあります。
方法はさまざまですが、看護師は日頃通常ルーチンで非常に忙しいのにどうやって業務改善を行うのでしょうか。
改善例として、看護師の業務軽減を目的とし分担されていた業務を他部署で担当するなどが業務改善にあたります。
自分の部署だけではなく、円滑な病院システムをつくるために必要な事だと全員が理解しなくてはなりません。
ある例では、看護師が担当していた入院患者の投薬準備を薬局で梱包まで終えて指定場所に置く、などお互いの業務を理解しながら改善していったそうです。
看護師には、日々さまざまな仕事を行っていますが、どうしても作業が集中していまいがちです。
そのため、他部署を巻き込んで業務分担をしていこうというのが業務改善です。