タイムマネジメントを行うためには、業務改善が必要になる場合もあります。
看護師をしていて「この作業をもう少し効率化できる方法はないものか」「この部分は作業時の負担が大きい」など、不満や疑問を抱えるケースも多いでしょう。
多くの医療機関では院内ルールが多く、看護師の作業は煩雑化しがちです。
仕事を効率化して看護師の負担を軽減させるためには、業務改善が必要となります。
しかし、業務改善といってもなにをしたらよいのか分からない方も多いでしょう。
忙しい毎日のなかで行わなければならないため、どのように進めていけばよいか迷う方も多いと思います。
業務改善のポイントとしては、まずは改善するべきところの洗い出しからはじめることです。
この際、常識にはとらわれずに案出することが大事です。
法律の規制があるところは改善できませんが、院内ルール内であれば改善の余地はあります。
ポイントとしては、普段の仕事のなかで仕事量は適切か、動作を最小限におさえられないか、作業を楽にできないかをチェックしてみることです。
仕事量が多い場合、ほかのひとや業者に割り振ることで改善できる場合があります。
作業分担を行うのです。動作を最小限にとは、選んだり、探したり、思考したりといった時間をなくすということです。
看護師の仕事は多岐にわたるため、業務マニュアルをつくる、AIを導入するなどで業務の効率化を目指せます。
作業を楽にするとは、力が必要な作業や歩行距離が長い作業、疲れやすい作業などを改善できないかということです。
このように業務改善するためには、改善ポイントを見つけ出し、ひとつひとつ対処法を考えていく必要があります。